令和7年度第2回HoT-JeT研修会 開催報告
令和7年度第2回研修会が、2026年2月14日(土)に仙台(TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口)で開催されました。今回は、「認定日本語教育機関に向けて現場はどう動いたらいいのか―学校を超えて繋がり、東北の日本語学校ネットワークを広げよう!―」をテーマに新制度の動きの中で、日本語学校がどのように取り組みを進めていくべきかについて理解を深めるとともに、東北地域の日本語学校間の連携を強化することを目的として実施されました。当日は、東北地域の日本語学校関係者を中心に21名の参加があり、講演とグループでの意見交換を通じて活発な情報共有が行われました。
研修内容
研修では、まず友国際文化学院の金子史郎氏による講演が行われました。講演では、認定申請に向けた準備や、申請過程での工夫や留意点などについて、実体験に基づく具体的な説明がありました。制度の概要だけでなく、実際の申請プロセスを踏まえた現場の視点からの話は、参加者にとって実務的な理解を深める機会となりました。
続いて行われたネットワーキングセッションでは、小グループに分かれて意見交換が行われました。認定申請に向けて準備を進めている学校の現状や課題、現場の教員が抱える疑問や悩みなどについて率直な意見が交わされ、参加者同士が情報を共有する場となりました。また、グループ替えを行いながら交流を進めることで、学校間の横のつながりを築くきっかけともなりました。講演者である金子先生も各グループを回り、参加者の質問に応じるなど、現場の具体的な課題について直接意見を交わす機会となりました。
アンケート結果
研修後に実施したアンケートからは、全体として参加者の満足度が非常に高かったことがうかがえました。講演については、「実際に申請し認可を得た先生の話だったので説得力があった」「初歩的な疑問から具体的な実務まで聞くことができありがたかった」「現場ならではの感覚を含めた話で、具体的なイメージを持つことができた」などの声が寄せられ、実務に即した内容が高く評価されていました。また、「既に知っている内容であっても改めて整理する良い機会になった」といった意見も見られました。
ネットワーキングセッションについても、「認定申請に向けた現場の悩みや疑問を共有できた」「県内や他の地域の学校との横のつながりを持つ良い機会となった」「普段なかなか他校の先生方と話す機会がないため非常にありがたかった」といった前向きな声が多く寄せられました。一方で、「時間がもう少し長ければよかった」「テーマごとに分かれて話し合えるとより深い議論ができたのではないか」といった改善点も挙げられ、今後の研修運営に向けた貴重な示唆となりました。
参加者から寄せられたご意見を踏まえ、今後もHoT-JeTでは、現場に寄り添った研修機会を提供するとともに、地域内の日本語教育機関同士のネットワーク形成を支援していきます。さらに、日本語教育機関で働く人材を養成していく日本語教員養成機関との連携を築く取り組みも進めていきます。ご参加くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

