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研修・イベント

令和7年度第1回HoT-JeT研修会 開催報告

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令和7年度第1回研修会が、仙台会場(6月8日)および札幌会場(6月29日)にて開催されました。今回のテーマは「これからの日本語教員養成―登録日本語教員養成機関/実践研修機関への申請とその先へ―」。変化の続く制度の中で、日本語教員養成に携わる機関が今後どのような課題と向き合い、何を目指していくのかについて、参加者同士が知見を共有し合う機会となりました。会場には、大学や日本語学校など、主に北海道・東北地域の関係者が集い、仙台会場には29名、札幌会場には21名(主催者側を含む)の参加がありました。

研修内容
 冒頭では、HoT-JeTの活動報告とともに、本研修会の趣旨説明が行われました。続いて、登録申請を完了した青森大学・東日本国際大学・東北大学の関係者より、各機関の申請時の工夫や課程設計の実際について発表がありました。実践に基づいた報告を通じて、参加者は申請準備や運営のヒントを得ることができたようです。
午後のプログラムでは、「認定日本語教育機関で求められる教師像とこれからの人材養成」をテーマとしたパネルセッションが行われました。大学と日本語学校の両方から登壇者を迎え、それぞれの立場から育成方針や期待される人材像について意見が交わされました。仙台会場では雲村花里氏(仙台日本語アカデミー)、札幌会場では勝木悠里氏(北海道HSL日本語学校)も加わり、経験の浅い若手教師の視点からの発言が印象的でした。
最後のネットワーキングセッションでは、小グループに分かれて、申請に向けた準備状況、機関同士の連携の可能性、講座運営の課題などについて活発な意見交換が行われました。制度改正の波の中、参加者間で情報を共有し、支え合う関係づくりの一歩となるような時間となりました。

アンケート結果
 研修後に実施したアンケートからは、全体を通して参加者の満足度が非常に高かったことがうかがえました。「申請済みの大学の具体的な事例が参考になった」「日本語学校が求める人材像がわかって良かった」「新任教員の立場からの話が具体的で勉強になった」「日本語学校との協働の可能性について話せたのが良かった」「率直に話し合える雰囲気が良かった」など、前向きな声が多数寄せられました。
また一方で、「ネットワーキングセッションで、何を話したら良いのか具体的な指示があると助かる」「もっと交流する時間が欲しかった」といった意見もあり、今後のプログラム設計への示唆となる点も確認されました。
参加者から寄せられた貴重なご意見をもとに、今後もHoT-JeTでは、日本語教員養成に携わる現場のニーズに応える研修機会を提供してまいります。ご参加くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。


 

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