「市民性×日本語教育」ワークショップ報告(2024年8月24日-8月25日)
8月24日から25日にかけて、宮城県(大崎市、加美町)で「市民性×日本語教育」ワークショップが開催されました。このワークショップは、日本語教育専攻の学生、地域で日本語学習支援や多文化共生に関する活動に関わっている学生や教員を対象に、多文化共生社会のために自分には何ができるのかを考えていくものです。科学研究費基盤研究(B)23K21943の助成を受け、昨年度から実施されてきましたが、今回は宮城県が会場ということで、Hot-Jetメンバーも今後の企画運営の参考のために運営に関わりました。1泊2日の合宿形式で行われ、35名(学生22名、教員13名)の参加がありました。北海道・東北地域からは、5大学から12名の学生と10名の教員が参加しました。ワークショップの様子や参加した学生のコメントについてはこちらをご覧ください。
合宿前日の8月23日には、Hot-Jetの独自企画として、本ワークショップに参加する予定の北海道・東北地域の学生・教員を対象とした交流会を設けました。交流会ではリラックスした空気の中、各大学の授業や実習について話を聞いたり、会場となった東北大学を見学したりと、インフォーマルな形での学びの場となりました。今回の交流会やワークショップを参考に、今後Hot-Jetは、北海道・東北地域で日本語教育を学ぶ学生のつながりを創出するために、教員を対象とした研修だけではなく、学生を対象にしたイベントもさらに充実させていく予定です。